ポンピドゥーセンター 上海

上海/中国

2019年11月に、アート地区として大規模な再開発が続く上海西岸地区(ウェストバンド)に、パリを代表する近現代美術館であるポンピドゥー・センターの別館がオープンしました。この別館は、「ウェストバンド・ミュージアム・プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトの一環で、デイヴィッド・チッパーフィールド設計の「西岸美術館(ウェストバンド・ミュージアム)」の建物を利用した5年間限定の美術館です。


建物の面積は約2万5000㎡で、地下2階から地上2階までの4層構造、ファサードには乳白ガラスが使用され、建物中央には2階まで貫く吹き抜けがあり、それを囲むように展示室が配置されています。


その吹き抜けエリアでは、USMハラーで閲覧コーナーとミュージアムショップが構成されています。シンプルなグリッドの建築に、USMハラーのモジュラーユニットが見事に美しくマッチしています。