「ウォーターフロントの建築」展

バルセロナ/スペイン

2019年11月~2020年1月に、スペインのバルセロナ海洋博物館で開催された「ウォーターフロントの建築」展で、USMハラーEのディスプレイユニットが、会場を美しく彩りました。


この展覧会では、ミース・ファン・デル・ローエ財団が主催するヨーロッパ現代建築賞(ミース・ファン・デル・ローエ賞またはEUミース賞)の30年におよぶ受賞作品の中から水辺をテーマとした68作品が展示されました。水辺に建つ建築は、港や工業といった産業活動のためのものが中心でしたが、30年という時の流れの中で都市再生プロセスを経て、多くの場合、水辺という不動産価値とともに景観と機能を徐々に変化させていきました。そうした水と建築との親密性を感じる優れた現代建築が紹介されました。


会場となったバルセロナ海洋博物館は、13世紀に王立造船所として建造されて以来18世紀まで使用されていた建物を改装したゴシック建築の美しい建物です。

USMハラーとUSMハラーEで構築された展示ディスプレイは、すべての展示作品と公開プロジェクトを美しく見せるステージとして機能しながら、歴史的名建築に違和感なく溶け込み、この展覧会を印象的に引き立てました。

 

"Architectures on the Waterfront" exhibition, courtesy Mies van der Rohe Foundation, photo ©Pepo Segura