RENAISSANCE OF THE REAL
USMとSnøhettaによる提供

Milan Design Week 2026
Fondazione Luigi Rovati(ミラノ、Corso Venezia 52)
プレスプレビュー:4月20日(月)10:00–19:00
一般公開:2026年4月21日(火)~4月26日(日)10:00–19:00
USM モジュラーファニチャーは、建築スタジオSnøhetta(スノヘッタ)とのパートナーシップのもと、スイス出身のアーティス ト/エクスペリエンスデザイナー、アナベル・シュナイダーによる新作インスタレーション「Renaissance of the Real」を発表 します。 本プロジェクトは、2026 年ミラノデザインウィークにて初公開され、来場者にデジタル加速から一歩離れ、 「身体の感覚知」を再発見する体験を提供します。
デジタル時代における、身体感覚の再発見
デジタル化が進んだ現代において、私たちは常につながっている一方で、現実世界との “感覚的なつながり” を見失いつ つあります。本インスタレーションは、そうした状況に対するひとつの提案として、五感に働きかける没入型の空間体験を 通じ、「存在すること・人とのつながり」という感覚を取り戻す場を提供します。

構造とやわらかさが共存する空間デザイン
空間の中心となるのは、USM ハラーのモジュラーシステムです。スチールによるシンプルで機能的な構造をベースに、やわら かなテキスタイルの膜が組み合わされています。この膜は、呼吸するようにゆっくりと動き、硬いフレームとやわらかな形のコ ントラストを生み出し、包み込まれるような、やさしく心地よい空間が生まれます。

五感を通じた没入体験
Snøhetta による空間設計のもと、来場者は段階的に感覚をひらいていく体験へと導かれます。会場では、音の周波
数による静かな音環境、柔らかく拡散する光、空間に広がる香り、触覚的な素材体験といった要素が繊細に組み合 わされています。来場者は温かいタオルを受け取ることから体験を開始し、過剰な情報環境から離れ、身体感覚をリセ ットしていきます。
さらに、アーティスト/オーディオエンジニアのDevon “OJAS” Turnbull によるアナログレコードのリスニングセッションも実 施され、デジタルでは得られない「物理的な音」の体験が空間に深みを与えます。本空間は、パフォーマンスのためでは
なく、静けさの中で「呼吸し、感じ、ただ存在する」ための場となります。 「本作は、スピードとイメージに支配される現代に対する私なりの応答です。 USM の構造が支える“呼吸する空間”の中で、身体や他者とのつながりを再び感じていただければと思います。」
— アナベル・シュナイダー(アーティスト)
「USM のグリッドは、空間の支点であると同時に、新たな体験への入口でもあります。 幾何学的な構造と有機的な要素の間に生まれる緊張関係が、外界をやわらかく遮り、内側の感覚へと意識を導きま す。」
— アンネ=ラーヘル・シフマン(Snøhetta)
アナベル・シュナイダーについて
アナベル・シュナイダーは、スイス生まれ、ニューヨークを拠点に活動するエクスペリエンスデザイナー兼アーティストです。リアルな空間とデジタルの要素を組み合わせ、人の感情やウェルビーイングに働きかける空間づくりを行っています。2024年にNYC x DESIGNで発表したプロジェクト「BREATHE WITH ME」は、その後、世界各地を巡回するインスタレーションへと発展しました。音や香り、光などを取り入れた没入型のインタラクティブ作品を通じて、来場者の感覚や意識に働きかける体験を創出しています。デジタル化が進む時代において、実際の空間で体験することの価値を大切にしながら活動しています。
Snøhettaについて
Snøhetta(スノヘッタ)は、建築、ランドスケープ、インテリア、アート、プロダクトデザインなど、さまざまな分野を横断して活動する国際的なデザインスタジオです。分野の枠を超えたアプローチを特徴とし、これまで世界各地で数多くのプロジェクトを手がけてきました。1989年には、エジプトの古代図書館「ビブリオテカ・アレクサンドリナ」の再生プロジェクトを担当し、国際的な評価を高めました。スタジオ名は、ノルウェー中部にある山「スノヘッタ」に由来しています。人々やコミュニティが互いに、そして社会や自然とつながるための場をつくることを理念に活動しています。


